Google広告「AI Brief」が日本語など7言語に対応

この記事の結論

Googleは2026年9月23日、AI Maxに指示を出す「AI Brief」のクローズドベータの対象言語を日本語など7言語へ広げると発表しました。検索語句から広告、着地ページまで一つの画面で見られる新レポートも予告していますが、提供時期は未定です。

何が発表されたか

Googleは2026年9月23日、Google の公式ブログ(Google 広告のカテゴリ)で「AI Max」に関する2つの更新を発表しました。ひとつは「AI Brief(エーアイ・ブリーフ)」のクローズドベータの対象言語を、オランダ語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、ポルトガル語、スペイン語へ広げることです。もうひとつは、AI Max を使う検索広告の成果を把握するための新しいレポート機能です。

Search Engine Roundtable の報道によると、この発表はドイツ・ケルンで開かれた広告カンファレンス DMEXCO で、Google のグローバル広告担当バイスプレジデントの Dan Taylor 氏が紹介したものです。同サイトは、AI Brief が2026年5月に米国の英語から提供が始まっていたと伝えています。

AI Briefとは

Google の説明では、AI Brief は、事業の内容、対象とする顧客、伝えたい主要メッセージといった背景情報を、広告主が自分の言葉で AI Max に伝えるための機能です。Search Engine Roundtable は、キャンペーンが配信される前に、広告の訴求、クリエイティブの方針、オーディエンスのターゲティングを母国語で指示できる機能であり、Gemini を使っていると報じています。広告主は事業の前提や守るべき条件を示し、実際の実行は Gemini が担うという役割分担です。

AI Max は、検索キャンペーンで AI を使って検索語句の拡張や広告文の生成を行う機能群です。Google は2026年5月の Google Marketing Live で、AI モードの新しい広告フォーマットに備える土台として AI Max for Search や Performance Max の活用を勧めていました。同じ発表では、AI Brief を使って割引や特典の組み合わせを適切な利用者に届ける仕組みにも触れています。AI Brief は、AI に任せる範囲が広がる中で、広告主が意図を伝えるための入口という位置付けです。

新しいAI Maxレポート

もう一つの更新は、検索広告の流れを一つの画面で見られるレポートです。Google によると、どの検索語句で広告が表示されたか、利用者がどのクリエイティブ素材を見たか、ウェブサイトのどのページに着地したかをまとめて確認できるようになります。AI Max が自動で検索語句や広告文を広げるほど、広告主側では「何に対して、何を見せ、どこへ送ったのか」が見えにくくなるという課題があり、それに応える機能といえます。ただし、詳細と提供時期は「今年後半に共有する」とされており、現時点では使えません。

日本の広告主にとって何が変わるか

日本語が対象言語に入ったことで、日本の広告主も AI Brief を日本語で使える道が開きました。これまで米国の英語で提供されていた機能で、ベータの対象になれば、商品の特徴や避けたい表現、重視する顧客層といった細かい条件を日本語のまま伝えられるようになります。

一方で、今回の拡大はあくまでクローズドベータです。すべてのアカウントで使えるわけではなく、ブログには参加方法や日本での対象アカウントの条件は書かれていません。利用を検討する場合は、Google の担当者やヘルプの案内を確認する必要があります。新レポートも提供時期が未定のため、当面は既存の検索語句レポートやアセットのレポートで AI Max の成果を点検する運用が続くと考えられます。

AI Brief に書く内容は、ランディングページや広告文だけでは伝わらない情報が中心になると考えられます(推測です)。たとえば取り扱い地域、価格帯、対象外の顧客、法令上使えない表現などを事前に整理しておくと、ベータの対象になったときにすぐ試せます。

出典

Koukoku.aiは、ChatGPT広告をはじめとするAI検索広告の運用代行と、AIの回答に引用されるためのLLMO対策の両面から支援しています。詳しくはサービス一覧、ご相談はお問い合わせからどうぞ。

よくある質問

AI Briefとは何ですか。

事業の内容や対象顧客、伝えたい主要メッセージをAI Maxに自分の言葉で伝える機能で、実際の広告文や配信の実行はGeminiが担うとGoogleは説明しています。

AI Briefは日本語でも使えますか。

2026年9月23日の発表で、クローズドベータの対象言語が日本語を含む7言語に広がりました。ただしすべてのアカウントが対象になるわけではなく、参加方法は個別確認が必要です。

新しいAI Maxレポートはいつ使えますか。

検索語句から広告、着地ページまでを1画面で見られるレポートで、Googleは「今年後半に共有する」としており、2026年9月27日時点ではまだ使えません。

本記事は、公開情報をもとに構成しています。

本記事の監修:齊木祐介(株式会社ASI 代表取締役)— AI広告・LLMO支援やAI・ロボティクスの導入支援など複数事業を統括し、実務で得た知見をもとに本サイトの情報を監修しています(運営:株式会社ASI)。
姉妹サイト: Koukoku.ai Media | AI広告代理店比較
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