ChatGPT広告が計測パートナーを拡充、コンバージョン画面刷新とビジュアル広告フォーマットのテストも開始
この記事の結論
OpenAIは2026年10月16日、ChatGPT Ads(ChatGPT Ads)の製品アップデートを公開しました。Northbeam、DV Rockerbox、INCRMNTALに加えモバイル計測パートナーのKochava、Tenjin、Airbridgeが計測エコシステムに追加され、Ads Managerのコンバージョンページが刷新。アクティブキャンペーンを持つ広告主には週次のパフォーマンスメールが届くようになりました。あわせて、より視覚的な広告フォーマットのテストも始まっています。
今回のアップデートの全体像
OpenAI Ads Platform から2026年10月16日に届いた製品アップデート通知では、広告主がビジネス成果を計測し、キャンペーンのパフォーマンスを把握し、プロダクトへのフィードバックを送り、新しいビジュアル広告体験を試せるようにする変更がまとめられています。期限が設定された強制的な移行や廃止の告知は含まれていません。
| アップデート | 内容 | 広告主の対応 |
|---|---|---|
| 計測パートナーの拡充 | Northbeam、DV Rockerbox、INCRMNTAL、モバイル計測パートナーのKochava、Tenjin、Airbridgeを追加 | 利用する場合は連携設定が必要 |
| コンバージョンページの刷新 | Ads Manager の Conversions でコンバージョン活動とイベント品質の推奨事項を一覧表示 | 設定変更は不要 |
| 週次パフォーマンスメール | アクティブなキャンペーンを持つ広告主に週次サマリーを配信 | 自動で配信される |
| Ads Manager からのフィードバック送信 | 左下のアカウントメニューからバグ報告・製品フィードバックを送信可能 | 任意 |
| ビジュアル広告フォーマットのテスト | デスクトップ・モバイルで表示を拡大したフォーマットを検証 | 対応不要(既存キャンペーンとクリエイティブを使用) |
計測パートナー(measurement partners)が追加された
OpenAI は計測エコシステムを拡張し、パートナーとして Northbeam、DV Rockerbox、INCRMNTAL を追加しました。さらに、モバイル計測パートナー(mobile measurement partners)として Kochava、Tenjin、Airbridge が加わっています。
設定方法はヘルプセンターにガイドが用意されています。
詳細は OpenAI の計測に関するブログ記事でも説明されています。すでに利用中の計測基盤がこの一覧に含まれている広告主は、ChatGPT広告の成果を既存のレポーティング環境に取り込める余地が広がります。
コンバージョンページ(Conversions page)が刷新された
Ads Manager の Conversions タブで、コンバージョン活動とコンバージョンイベントの品質に関する推奨事項を一目で確認できるようになりました。新しい概要(オーバービュー)は Conversions 内の各タブを移動しても表示され続け、次の情報がまとまっています。
- イベントのボリュームと推移
- コンバージョン最適化を行っているアクティブキャンペーンの割合
- Diagnostics タブに紐づく、現在発生している警告
コンバージョン計測の不備は配信最適化の精度に直結します。計測設定を導入済みの広告主は、まずこの画面で警告が出ていないかを確認するのが実務上の最初のチェックポイントになります。
週次パフォーマンスメール(weekly performance emails)の配信が始まった
アクティブなキャンペーンを持つ広告主に対して、アカウントのパフォーマンスを要約した週次メールが届くようになりました。前週比(week-over-week)の変化と、Ads Manager で詳細な結果を確認するためのリンクが含まれます。
日次でダッシュボードを見る体制が組めていない組織でも、週単位の変化を見落としにくくなる変更です。社内の定例レポートの起点として扱うと運用に組み込みやすいでしょう。
Ads Manager から直接フィードバックを送れるようになった
Ads Manager の左下にあるアカウントメニューから、バグ報告(Bug report)または製品フィードバック(Product feedback)を選択して、不具合の報告や改善提案を送信できるようになりました。ベータ段階のプラットフォームで仕様上の不明点や不具合に遭遇した際、公式の窓口を経由して報告できる経路が増えたことになります。
よりビジュアルな広告フォーマットのテスト
ChatGPT における Intelligent UI のローンチにあわせて、OpenAI はより視覚的な広告フォーマットの実験を進めています。具体的には、デスクトップでの幅の広いカードと大きな画像、モバイルでのより目立つ全幅表示の画像が検証対象です。
これらのテストは既存のキャンペーンとクリエイティブを使って行われ、広告主側での対応は不要とされています。つまり、意図せず配信面の見え方が変わる可能性があるため、クリエイティブが大きく表示された場合の見栄えを一度確認しておくと安心です。
また、これとは別に、複数画像を使う新しいビジュアル広告フォーマットのテストが計画されています。こちらはまず米国で、画像生成の利用中に、一部の広告主を対象に実施される予定です。詳細は OpenAI の新しい広告フォーマットと計測に関する発表で公開されています。
日本の広告主が今すぐ確認したいこと
- 利用中の計測ツールが追加されたパートナー一覧に含まれているかを確認し、含まれていれば連携ガイドに沿って設定する
- Ads Manager の Conversions で、新しい概要画面と Diagnostics の警告をチェックする
- 週次パフォーマンスメールの受信者を社内で整理し、レポーティングの運用に組み込む
- 画像が大きく表示されるフォーマットを想定して、既存クリエイティブの視認性を点検する
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よくある質問
ChatGPT広告で使える計測パートナーにはどこが追加された?
2026年10月16日のアップデートで、Northbeam、DV Rockerbox、INCRMNTALが計測パートナーとして追加されました。あわせて、モバイル計測パートナーとしてKochava、Tenjin、Airbridgeが加わっています。設定方法はOpenAIのヘルプセンターに計測パートナー連携とモバイル計測パートナー連携のガイドが用意されています。
ChatGPT広告のビジュアル広告フォーマットのテストに広告主の対応は必要?
必要ありません。OpenAIはChatGPTのIntelligent UIのローンチにあわせて、デスクトップでの幅の広いカードと大きな画像、モバイルでの全幅画像といったフォーマットを実験していますが、これらのテストは既存のキャンペーンとクリエイティブを使って行われ、広告主側の対応は不要とされています。なお、複数画像を使う新フォーマットは、まず米国で画像生成の利用中に一部の広告主を対象にテストされる予定です。
ChatGPT広告の週次パフォーマンスメールは誰に届く?
アクティブなキャンペーンを持つ広告主に届きます。内容はアカウントのパフォーマンス要約で、前週比の変化と、Ads Managerで詳細な結果を確認するためのリンクが含まれます。
本記事は、OpenAI Ads Platformから広告主向けに配信された公式アップデート通知をもとに構成しています。