ChatGPT広告の1日予算が「平均日予算」に変更。単日は最大2倍、7日間で7倍が上限に

この記事の結論

OpenAI Ads Platformは、ChatGPT Adsの1日予算(Daily budget)の定義を変更しました。従来は「1日に使える最大額」でしたが、今後は「7日間を通じた1日あたりの平均支出額」になります。単日では1日予算の最大2倍、7日間合計では7倍を超えません。既存キャンペーンは自動的に更新され、設定済みの予算額はそのまま、広告主側の対応は不要です。

対応は不要、既存キャンペーンは自動で切り替わる

OpenAI Ads Platformから、ChatGPT Adsにおける1日予算(Daily budget)の扱いを変更する旨の通知が届きました。広告主側で必要な作業はなく、既に設定している予算額も変わりません。既存キャンペーンは自動的に新しい仕様へ更新されます。

ただし「1日あたりいくらまで使われるか」の考え方が変わるため、日次の消化額を見て予算管理をしている場合は、レポートの読み方を先に整理しておく必要があります。

何が変わるのか

変更前後の違いは次のとおりです。

項目 変更前 変更後
1日予算の意味 キャンペーンが1日に消化できる最大額 7日間を通じて1日あたりに消化したい平均額
単日の上限 1日予算そのもの 1日予算の最大2倍
7日間の上限 (1日単位で制御) 1日予算の7倍を超えない

この変更により、配信機会が多い日には多めに、少ない日には少なめに消化されるようになります。OpenAIはこれを、明確に定義された支出上限の範囲内でキャンペーンに柔軟性を持たせるための変更だと説明しています。

1日予算100ドルの場合の例

通知には具体例が示されています。1日予算を100ドルに設定した場合は次のようになります。

  • 単日では1日予算の2倍にあたる最大200ドルまで消化される可能性がある(必ずしもその額まで使われるとは限らない)
  • 7日間の合計では、7倍にあたる700ドルを超えて消化されることはない

請求についても説明があります。ある日にキャンペーンが110ドル分の広告を配信した場合、その日の請求額は110ドルになる可能性があります。他の日の消化額はこれより多いことも少ないこともありますが、合計は7日間の上限の範囲内に収まります。

実際の消化額は上限より少なくなることもある

上限はあくまで上限です。OpenAIは、実際の支出は利用可能な配信機会に応じて下回る場合があるとしています。単日2倍・7日間7倍という数字は「必ずそこまで使う」ものではなく、「そこまで使われうる」範囲を示したものと理解しておくべきです。

Ads Manager上の表示

Ads Manager(広告マネージャー)上では引き続き「Daily budget(1日予算)」というラベルが表示されます。あわせて、最大日次支出額と7日間の支出額に関する情報が更新された形で確認できるようになります。

広告主が確認しておきたいこと

通知の内容を踏まえると、次の点を事前に押さえておくと運用時の混乱を避けられます。

  1. 単日の消化額が設定額を超えていても、それ自体は仕様どおりであると社内・クライアントに共有しておく
  2. 日次ではなく7日間単位で予算消化を確認する運用に切り替える
  3. 月額予算から逆算して1日予算を設定している場合、単日で最大2倍まで消化されうる前提で資金繰りや請求のタイミングを確認する

詳細はOpenAIのヘルプセンターに掲載されています(Daily budgets)。

Koukoku.aiは、ChatGPT広告をはじめとするAI検索広告の運用代行と、AIの回答に引用されるためのLLMO対策の両面から支援しています。詳しくはサービス一覧、ご相談はお問い合わせからどうぞ。

よくある質問

ChatGPT広告の1日予算はいくらまで使われますか

単日では設定した1日予算の最大2倍まで消化される可能性があります。7日間の合計では1日予算の7倍を超えることはありません。たとえば1日予算を100ドルに設定した場合、単日で最大200ドル、7日間合計で最大700ドルとなります。実際の消化額は利用可能な配信機会に応じてこれより少なくなることもあります。

1日予算の変更にあたって広告主側で必要な作業はありますか

必要ありません。OpenAIの通知によると、既に設定している予算額はそのまま維持され、既存のキャンペーンは自動的に新しい仕様へ更新されます。Ads Manager上では引き続き「Daily budget(1日予算)」のラベルが表示され、あわせて最大日次支出額と7日間の支出額に関する情報が更新された形で確認できます。

1日予算を超えて配信された分も請求されますか

請求されます。OpenAIの説明では、ある日にキャンペーンが110ドル分の広告を配信した場合、その日は110ドルが請求される可能性があるとされています。他の日の消化額は多くなることも少なくなることもありますが、合計額は7日間の上限(1日予算の7倍)の範囲内に収まります。

本記事は、OpenAI Ads Platformから広告主向けに配信された公式アップデート通知をもとに構成しています。

本記事の監修:齊木祐介(株式会社ASI 代表取締役)— AI広告・LLMO支援やAI・ロボティクスの導入支援など複数事業を統括し、実務で得た知見をもとに本サイトの情報を監修しています(運営:株式会社ASI)。
姉妹サイト: Koukoku.ai MediaAI広告代理店比較
最新の問い合わせ・相談 もっと見る(過去の相談)→