ChatGPT広告が26カ国追加で計89カ国に拡大、クリエイティブ強化と複数画像広告・Shopify連携の国際対応も開始
この記事の結論
OpenAI Ads Platform が2026年10月30日付でプロダクトアップデートを発表しました。ChatGPT広告の提供国が26カ国追加され世界89カ国に。あわせてセルフサーブ向けのクリエイティブ強化、複数画像広告のオープンベータ提供、Shopify連携の国際対応、デスクトップで会話幅をより広く使う新しい標準広告枠の展開が案内されています。新広告枠は既存キャンペーンと既存クリエイティブをそのまま使うため、広告主側の対応は不要とされています。
今回のアップデートの全体像
OpenAI Ads Platform から、ChatGPT広告(ChatGPT Ads)に関するプロダクトアップデートが配信されました。内容は提供地域の拡大、クリエイティブ制作の省力化、新しい広告フォーマット、EC連携の国際対応の4方向です。まず一覧で整理します。
| 項目 | 内容 | 広告主の対応 |
|---|---|---|
| 提供国の拡大 | 26カ国を追加し、世界89カ国で提供 | 新規市場はAds Managerまたはテクノロジーパートナー経由で開始 |
| クリエイティブ強化(Creative enhancements) | 既存の広告とランディングページの内容をもとに、見出しや説明文の更新、コピーの翻訳、より関連性の高いページへの誘導を行う | セルフサーブキャンペーン向けに提供開始 |
| 複数画像広告(Multi-image ads) | 全広告主向けにオープンベータで提供 | 広告作成時に「Multiple images」を選び、正方形(1:1)画像を4〜6枚アップロード |
| Shopify連携 | ChatGPT広告が提供されている全ての国で利用可能に | ストアをAds Managerに接続し、商品カタログとコマースイベントを同期 |
| 横幅の広い標準広告枠 | デスクトップで会話の横幅をより多く使う新しい標準広告カードを順次展開 | 既存キャンペーン・既存クリエイティブをそのまま使用、対応不要 |
提供国が26カ国追加され、計89カ国に
ChatGPT広告の提供国が新たに26カ国追加され、合計89カ国になりました。新しく対象となった市場の広告主は、Ads Manager から直接、またはテクノロジーパートナー経由で配信を開始できるとされています。
提供国が増えるということは、同じブランド・同じ商材でも配信可能な地域の組み合わせが広がるということです。海外展開している広告主は、自社の対象国が新たに含まれているかを Ads Manager 上で確認するところから始めるのが現実的です。
クリエイティブ強化:既存素材から自動でバリエーションを作る
セルフサーブキャンペーン向けに「クリエイティブ強化(Creative enhancements)」が導入されます。既存の広告内容とランディングページの内容を使って、次のことを行うと案内されています。
- 見出し(ヘッドライン)と説明文(ディスクリプション)の更新
- コピーの翻訳
- ウェブサイト内のより関連性の高いページへの誘導
目的は、広告の関連性を高めつつ、バリエーション作成にかかる手作業を減らすことだと説明されています。コピーの翻訳が機能に含まれている点は、多言語で配信する広告主にとって影響が大きい部分です。生成元となるのは既存の広告とランディングページの内容であるため、LP側の記述が曖昧だったり情報が古かったりすると、そのまま広告文の品質に跳ね返る構造になります。LPの見出し・商品説明・価格や提供条件の記述を最新の状態に保つことが、これまで以上に広告成果に直結します。
複数画像広告が全広告主にオープンベータで開放
複数画像広告(Multi-image ads)が、全広告主向けのオープンベータとして利用可能になりました。設定手順は、Ads Manager で広告を作成する際に「Ad format」の中から「Multiple images」を選択し、正方形(1:1)の画像を4〜6枚アップロードするという流れです。
画像を複数枚見せられるフォーマットなので、1枚の画像では伝えきれない商品バリエーションや利用シーンを並べて提示する使い方が想定されます。アスペクト比が1:1固定で枚数が4〜6枚と決まっているため、入稿前に素材のトリミング規格を揃えておくとスムーズです。
Shopify連携が国際的に利用可能に
Shopify を利用している広告主は、ChatGPT広告が提供されている全ての国でストアを Ads Manager に接続できるようになりました。接続すると商品カタログとコマースイベントを同期でき、商品広告(product ads)の作成と成果計測を、手作業のセットアップを減らした形で行えると説明されています。
EC事業者にとっては、カタログ連携と計測の両方が一度の接続でまとまる点が実務上の差になります。これまで地域の制約で見送っていた場合は、あらためて接続可否を確認する価値があります。
横幅の広い新しい標準広告枠(対応不要)
デスクトップで会話の横幅をより多く使う、新しい幅広の標準広告カードが順次展開されます。このフォーマットは既存のキャンペーンと既存のクリエイティブをそのまま使うため、広告主側の作業は不要とされています。
対応は不要ですが、表示面積が変わる以上、画像やテキストの見え方は従来と変わります。展開後はデスクトップでの実際の表示を確認し、画像の主要被写体が切れていないか、文言が意図通りに読めるかを一度チェックしておくとよいでしょう。
ホリデーシーズン向けウェビナーは11月4日
同時に、ホリデーシーズン向けのウェビナー「Your 2026 ChatGPT Ads Holiday Playbook」の案内も届いています。日程は2026年11月4日 9:00〜9:30(米国太平洋時間)で、ChatGPT Ads チームの Julie Towns 氏と Michael Iselin 氏が登壇します。内容は、ChatGPT におけるホリデー商戦の機会と、キャンペーンを成功させるための5つのベストプラクティスとされています。当日参加できない場合も、登録しておけば録画が送付されると案内されています。
日本の広告主が今やること
- Ads Manager で、自社が配信したい国が提供対象に含まれているかを確認する
- クリエイティブ強化が参照するランディングページの内容(見出し、商品説明、提供条件)を最新かつ明確な記述に整える
- 複数画像広告を試すために、1:1の画像素材を4〜6枚単位で用意する
- Shopify を使っている場合は、ストアと Ads Manager の接続可否を確認する
- 新しい幅広の標準広告枠が適用された後、デスクトップでの実表示を目視で確認する
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よくある質問
ChatGPT広告は現在何カ国で利用できますか
2026年10月30日付のOpenAI Ads Platformの案内によると、26カ国が新たに追加され、合計89カ国で利用可能になりました。新しく対象となった市場の広告主は、Ads Managerまたはテクノロジーパートナー経由で配信を開始できるとされています。
ChatGPT広告の複数画像広告(Multi-image ads)はどう設定しますか
Ads Managerで広告を作成する際、Ad formatの中から「Multiple images」を選択し、正方形(1:1)の画像を4〜6枚アップロードします。全広告主向けのオープンベータとして提供されています。
新しい横幅の広い広告枠に広告主の対応は必要ですか
不要です。デスクトップで会話の横幅をより多く使う新しい標準広告カードは、既存のキャンペーンと既存のクリエイティブをそのまま使うため、広告主側の作業は必要ないと案内されています。ただし表示面積が変わるため、展開後に実際の見え方を確認しておくと安心です。
本記事は、OpenAI Ads Platformから広告主向けに配信された公式アップデート通知をもとに構成しています。