(2026-08-08 更新)
【2026年8月更新】ChatGPT広告は日本で出せる?|出稿できるAI検索広告まとめ
この記事の結論
ChatGPT広告は2026年6月末に日本の広告主へ開放され、7月には日本のユーザーへの配信も始まりました。「日本ではまだ出せない」状態は解消しています。Microsoft CopilotとGoogle AI Overviewsも従来どおり出稿可能で、AI検索広告は主要3経路すべてが日本から使える状態です。あとは有料広告とLLMO(AIに引用される土台づくり)をどう配分するかの設計に論点が移ります。
「クライアントからChatGPTへの広告出稿を相談されたが、日本ではどう出せばいいのか」——AI検索の利用が一般化するにつれ、こうした問い合わせが急増しています。本記事では、ChatGPT広告(OpenAI Ads Manager)の日本での提供状況と、日本から出稿できるAI検索広告を整理します。
結論:ChatGPT本体にも、日本から広告を出せます
先に結論をまとめます。ChatGPT本体への広告は、2026年6月末に日本の広告主へ管理画面が開放され、7月には日本のユーザーへの配信も始まりました。同じGPTを基盤とするMicrosoft Copilot、およびGoogle AI Overviewsへの広告も従来どおり日本から出稿できます。つまり主要なAI検索広告の経路は、いずれも日本から使える状態になっています。
ChatGPT広告(OpenAI Ads Manager)の現在地
OpenAIは2026年2月、米国でChatGPT内の広告(Sponsored Answer)配信を本格的にテスト開始しました。その後、広告主向け管理画面「OpenAI Ads Manager」での出稿が、米国を皮切りに段階的に広がっています。
2026年6月末に日本が対象国に加わった
本記事の公開当初(2026年6月28日)は、日本の所在地ではAds Managerに広告主アカウントを作成できませんでした。この状況は解消しています。
- 2026年6月末:日本を拠点とする広告主に Ads Manager Beta が開放され、アカウント作成・キャンペーン作成が可能になりました
- 2026年7月中旬:日本と韓国のユーザーへの広告配信が開始され、日本の利用者に実際に広告が届く段階に入りました
OpenAIが公開している国別の提供状況でも、日本は「利用可能」に区分されています(同区分は米国・英国・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・韓国も同様。ブラジルとメキシコは「近日提供予定」)。
その後も日予算の考え方の変更や、コンバージョン最適化キャンペーンの追加など、運用に関わる仕様変更が続いています。直近の変更点はChatGPT広告の最新アップデート【2026年8月版】にまとめています。
今すぐ出せる①:Microsoft Copilot広告(頭脳はOpenAIのGPT)
最も見落とされがちな選択肢が、Microsoft Copilotへの広告です。Copilotは、ChatGPTと同じOpenAIのGPTを基盤とするAIアシスタントで、その回答の中や周辺に広告を配信できます。
出稿はMicrosoft Advertising(旧Bing Ads系)経由で行い、管理画面・配信ともに日本語に対応しています。2026年4月には会話型クエリに広告を合わせる「AI Max for Search」も投入され、キーワード一致を超えた配信が可能になっています。つまり「ChatGPTのようなAIに広告を出したい」というニーズの相当部分は、Copilotで今日から満たせます。
今すぐ出せる②:Google AI Overviews内の広告
Google検索のAI要約「AI Overviews」の枠にも広告が表示されます。日本ではAI Overviewsが2024年8月から稼働しており、多くの場合、既存のGoogle広告(検索・ショッピング等)がそのままAI要約内の広告対象になります。新たな申請やアカウントは不要で、いま運用中のリスティングの延長で対応できます。
「AI Mode」専用広告は日本未対応
注意したいのは、完全会話型の検索体験「AI Mode」に出る専用広告フォーマットです。こちらは2026年6月時点で米国を中心とした限定テスト段階で、日本では未提供です。AI Overviews(要約枠の広告)とAI Mode(会話型の専用広告)は別物として区別してください。
撤退:Perplexityの広告
かつてAI検索広告の先駆けだったPerplexityは、2024年11月に広告のテストを開始しましたが、2026年2月に広告事業からの撤退を表明しました。スポンサー表示が回答の信頼性を損なう懸念を理由に、サブスクリプション・エンタープライズ中心の収益モデルへ舵を切っています。新規広告主の受付も停止済みで、現時点では出稿先の候補から外れています。
主要AI検索広告 出稿可否マップ(2026年8月時点)
| AI検索 | 日本で出せるか | 出稿経路 | 基盤AI |
|---|---|---|---|
| ChatGPT本体 | ◯ 出せる(2026年6月末に開放・7月に配信開始) | OpenAI Ads Manager | OpenAI GPT |
| Microsoft Copilot | ◯ 出せる | Microsoft Advertising | OpenAI GPT |
| Google AI Overviews | ◯ 出せる | Google広告(既存枠) | Google Gemini |
| Google AI Mode(会話型) | △ 2026年6月時点で米国テスト中 | Google広告 | Google Gemini |
| Perplexity | × 広告撤退 | — | — |
まとめ:「出せるか」から「どう配分するか」へ
AI検索広告は「ChatGPT広告」という一語で語られがちですが、実際には複数のプラットフォームが別々のスピードで動いています。2026年前半は「ChatGPT本体はまだ出せない」ことが論点でしたが、その制約は解消しました。いまの論点は、出せるかどうかではなく、ChatGPT・Copilot・Google AI Overviewsの3経路にどう予算を配分し、どこから着手するかに移っています。
さらに、有料広告と並行して、AIの回答そのものに自社が引用・露出されるLLMO(AI検索最適化)を進めておくことで、広告と自然引用の両輪でAI検索面を押さえられます。広告枠の仕様や提供国はプラットフォーム側の都合で変わるため、自然引用の土台を持っておくことがリスク分散になります。
Koukoku.aiでは、ChatGPT広告・Copilot・Google AI Overviewsの広告運用代行から、LLMO/AIO対策までを一気通貫で支援しています。AI検索への出稿・露出をご検討の際は、サービス一覧またはお問い合わせよりお気軽にご相談ください。
よくある質問
ChatGPT広告は日本で出せますか?
出せます。2026年6月末に日本を拠点とする広告主へOpenAI Ads Manager(Beta)が開放され、2026年7月には日本のユーザーへの広告配信も始まりました。OpenAIが公開している国別の提供状況でも、日本は「利用可能」に区分されています。同じOpenAIのGPTを基盤とするMicrosoft Copilot、およびGoogle AI Overviewsへの広告も、従来どおり日本から出稿できます。
Microsoft Copilot広告はChatGPT広告と何が違いますか?
Microsoft Copilotは、ChatGPTと同じOpenAIのGPTを基盤とするAIアシスタントです。Copilotの回答内・周辺に広告を配信でき、Microsoft Advertising経由で日本からも出稿可能です。「AIに広告を出したい」というニーズは、ChatGPT本体の開放を待たずにCopilotで着手できます。
Google AI Overviewsに広告は出せますか?
はい。Google検索のAI要約(AI Overviews)の枠にも広告が表示されます。多くの場合、既存のGoogle広告(検索・ショッピング等)がそのまま対象になり、特別な申請は不要です。なお、完全会話型の「AI Mode」専用広告は2026年6月時点で米国での限定テスト段階です。
Perplexityにはもう広告を出せないのですか?
Perplexityは2026年2月に広告事業からの撤退を表明し、サブスクリプション中心の収益モデルへ移行しました。新規広告主の受付も停止しており、2026年6月時点で広告出稿の選択肢からは外れています。
更新履歴
- 2026年8月8日:ChatGPT広告が日本で出稿可能になったため、記事全体を最新の提供状況に更新しました。公開当初は「日本ではセルフサーブ出稿ができない」と記載していましたが、2026年6月末の日本開放および7月の配信開始により、その記述は現状に合わなくなったため改めています。
- 2026年6月28日:公開